サイバー攻撃による影響は今では大きなものとなっています。イランでの核燃料施設ウラン濃縮用遠心分離機の停止、米国石油パイプラインの停止と、生活に影響を受けるところも攻撃はされています。 これまでのアンチウィルスやファイヤーウォール・UTM・WAFといった局所的な対応だけではなく、ネットワークからエンドポイントまで総合的な対応が必要となっています。
ゼロトラストセキュリティの考え方も広まり、ネットワークを内の通信内容、EDRなどでのエンドポイントでの振る舞い検知とセキュリティの対応範囲は広がっています。 その為、セキュリティ対策をする上で多様な領域の技術、知識が必要で、こうした知識を持つ人材を確保することも難しい現状です。
セキュリティ対策製品・機器から出力されるログを、お客様に代わりセキュリティの専門家が24時間365日、リアルタイムに監視し分析を行います。その中で、攻撃を検知した場合、どのような攻撃を検知し、どう対策すべきか、お客様へ即座に連絡するサービスです。 定期的に検知した事象と、その対策をレポートにまとめて報告し、対応状況やどういった攻撃が多いのかを可視化することも出来、導入しているセキュリティ対策製品・機器の効果も見ることが出来ます。 何より、幅広い知識を必要とするセキュリティ対策を、セキュリティの専門家が実施することで高いレベルでのセキュリティ対策を実現し、お客様のセキュリティリスクを大幅に軽減できるサービスです。
サイバー攻撃の脅威を検知し、状況をスピーディに分析、脅威の中身、影響を判断。
脅威の分析結果を基に、インシデント対応を行いサイバー攻撃を遮断、被害の拡大を防止。
セキュリティ機器の運用、監視、保守を件属し、信頼性の高いセキュリティ運用を実現。
01
多種多様にあるセキュリティ機器を監視することが可能です。 弊社でこれまで実績のないセキュリティ機器に関しても、ログを出力することが出来る機器であれば、新たに追加して監視することが可能です。
02
UTM、FW、IPS、IDSなどのセキュリティ機器の運用をお客様に代わって行います。 機器のポリシー変更、シグネチャ変更、ファームウェアのアップデートなどセキュリティ機器に関する運用をサポートいたします。
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サイバー攻撃による脅威の監視に加え、機器の状態監視も行います。 セキュリティ機器だけでなく、ネットワーク機器、サーバーの死活監視、リソース監視、サービス監視も対応いたします。
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最新の脅威にも迅速に対応できるよう、世界中の様々な企業、機関からの脅威情報を収集しています。 収集した情報からブラックリストや、脅威情報など、セキュリティの最新情報を提供しています。
サイバー攻撃を受け、セキュリティ事故が起きてしまうと「調査・復旧作業のためのシステム停止」、「システム停止による機会損失」、「企業信頼度の低下」など、その損失は計り知れません。 そして、情報が流出してしまった場合、その賠償も発生する可能性があります。情報資産は時と共にその価値(金額)は高くなってきています。相場(賠償金額)は、データ内容によって異なりますが、これまでの事故事例からざっくりと 1件500円~30,000円 が相場といわれています。
万が一、個人情報1万件を流出させた場合・・・
セキュリティ対策はどこを守るかによって変わってきます。そして、日々進化するサイバー攻撃にも合わせて対策する必要があります。 セキュリティ機器の設置、セキュリティ対策ソフトの導入は必要な対策です。そして、これらは決められたシグネチャなどの設定で動作が変わります。その設定内容によってセキュリティ対策レベルが高くもなり、低くもなります。 こうした設定は自動でアップデートされ、ある程度のセキュリティ対策は可能になります。 しかし、その設定が自社に適していものなのかを見るため、機器が検知、遮断しているものがどういうものかを監視する必要があります。セキュリティ製品、機器を監視することで高いセキュリティレベルを実現することが出来ます。 つまりはセキュリティ機器などを設置するだけではなく、その後の運用が重要になってきます。 こうした運用には様々な知識や情報を必要としており、自社で体制を作るのは困難です。その為、マネージドセキュリティサービス(MSS)が必要なのです。
最大限のセキュリティ対策を実現する為、
(MSS)による や、お客様環境にあった (シグネチャ等の更新)が必要です。
ファイヤーウォールの設置プロキシサーバーの設置
役割
対策
対策箇所
IPS/IDS、WAFの設置サンドボックスの設定
役割
対策
対策箇所
アンチウィルス/スパム 最新パッチ適用 URLフィルタリング・EDR導入
役割
対策
対策箇所
・自社に
がなく監視体制を作ることが出来ない ・定期的な設定(ポリシー、シグネチャ、パターンファイル・パッチ適用)更新の が高い ・設定更新をするための情報収集に がかかる ・検知内容(アラート)を見ても ので、アラート後に必要な対応が
セキュリティレベルの高い対策を実現する為には、「サイバー攻撃に関する様々な知識」や「最新情報」、「多様なIT技術の理解」と、多くのことが必要となります。 こうしたセキュリティ対策を自社で実現し維持しようとすると「人財の確保」、「教育」など多くの面でコストがかかってしまします。 マネージドセキュリティサービス(MSS)では、お客様に代わり当社セキュリティ専門家が監視、対策検討を行います。これにより、固定的な費用でセキュリティレベルの高い対策を実現できます。
SOC(Security Operation Center)にて、夜間帯、土曜、日曜、祝日と24時間365日常に弊社のセキュリティエンジニアがお客様環境の監視を行います。
複数の機器からのログから独自の検知ルールで相関的に分析、チェック。単独の機器だけでは検知しづらいマルウェア動作なども検知いたします。
当社の監視システムは、国内有数の高い信頼性を誇るデータセンターにて運用しており、安全性、信頼性ある安定した監視サービスを提供いたします。
お客様環境にある監視対象機器と当社監視システム間の通信は、暗号化通信などセキュアな状態でお客様環境と接続いたしますので安心してご利用いただけます。
サービス内容 | ライト | スタンダード | プレミアム | オプション |
---|---|---|---|---|
脅威検知・通知(1次報告) | ○ | ○ | ○ | - |
ログ分析・報告(2次報告) | ※1 | ○ | ○ | - |
レポート(月次) | ○ | ○ | ○ | - |
レポート(月次以外) | - | - | - | ○ |
インシデント対応(通常) (ポリシー・シグネチャ変更) |
※2 | - | ○ | - |
インシデント対応(緊急) (リモート遮断) |
- | - | - | ○ |
監視対象機器の死活監視 | ○ | ○ | ○ | - |
監視対象機器運用 (FWバージョンアップ) |
- | - | ○ | - |
Configファイル 週次バックアップ |
- | - | ○ | - |
問い合わせ対応 (MSSに関する問合せ) |
○ | ○ | ○ | - |
最新セキュリティ情報提供 | - | - | - | ○ |
CASE 01
最低限のセキュリティ対策としてファイヤーウォールを導入したが、遮断するIPアドレスの調査など運用が難しく、設定が更新できていない。 セキュリテ業界で攻撃者と思われているIPアドレスは常に反映しておきたい為、セキュリティ運用としてマネージドセキュリティサービスを利用。
サービス区分 | サービス内容 | サービス詳細 |
---|---|---|
24時間365日監視 | 脅威検知及びお客様への通報 | 機器で検知した事象をお客様へメールにて通報 |
セキュリティ運用 | 月次レポート | 攻撃統計などの攻撃傾向分析、及びセキュリティリスクへの対応方法などの報告 |
機器運用 | 監視対象機器の死活監視 | 監視対象機器が稼働しているか24時間365日監視し、停止した場合即座にお客様へメールにて通報 |
問合せ対応 | MSSに関するお問合わせ対応 | 月次レポートや通報内容等への問合せについて電話、メールにて対応 |
CASE 02
セキュリティ強化の為にUTMを導入しアラートは検知できるようになったが、アラートの確認から対応まで時間が掛かってしまいトータル的なコストが膨れ上がっている。 専門的な知識で迅速な対応で、導入したUTMの機能も最大限いかすため、マネージドセキュリティサービスを活用。
サービス区分 | サービス内容 | サービス詳細 |
---|---|---|
24時間365日監視 | 脅威検知及びお客様への通報 | 機器で検知した事象をお客様へメールにて通報 |
脅威検知内容の分析、結果報告 | 機器で検知した事象の分析を行い攻撃であるか否かを報告 | |
セキュリティ運用 | 月次レポート | 攻撃統計などの攻撃傾向分析、及びセキュリティリスクへの対応方法などの報告 |
機器運用 | 監視対象機器の死活監視 | 監視対象機器が稼働しているか24時間365日監視し、停止した場合即座にお客様へメールにて通報 |
問合せ対応 | MSSに関するお問合わせ対応 | 月次レポートや通報内容等への問合せについて電話、メールにて対応 |